「 サイズの合わない靴を履いていると 」
タイトルの通り物凄く簡単なタイトルですが、大事な事ですし案外サイズの合っていない靴を履いている方が多いのでこのタイトルでblogを書こうと思います。
毎日お客様の足を診させて頂いていて思うことは、サイズに関していうと実際より大きいサイズで靴を選んでいる方が多い印象です。
サイズの大きい靴を選んでしまっている理由はいくつかあると思います。
『ゆるい方が楽だから』という方が多いと思います。
その考え方や感覚はわからないでもないのですが、足と身体の関係から考えると間違っていると思います。
『ゆるい』という事は足が靴の中で動いてしまうスペースがあります。
このスペースがあると、足が靴の中で動いてしまいますが、先ずどの様に動きやすいか?ということを考えてみた事はありますでしょうか?
殆どの方々が考えた考えた事が無いと思います。
足と身体には本人でも想像出来ていない『癖』があります。
自分としてはある程度、『真っ直ぐ』や『真ん中』に立って歩いているという考えで立つ歩くという基本動作を日々していると思いますが、多くの方々は、それが出来ていません。
何かの形でご自分の声を録音なり動画などで聞いたときにビックリする方々は多いと思います。
それと同様に、真っ直ぐ立って真っ直ぐ歩くということがなかなか出来ていない方々は多いです。
そうなると、足や身体、動きに癖が染み付き真っ直ぐ立って歩いているつもりが、そうなっていない方々が殆どです。
その足や身体の『癖』が、靴の中で先ずその『癖』の方向で出やすいのです。
その結果、一歩一歩動きが捩れ歪み、身体全身が歪み諸々のトラブルに繋がります。
サイズが大きい靴を履いていると、脱げないように歩く意識や動きをしてしまうことも多く、これもまた足や身体、動きに癖をつけてしまう原因にもなります。
そして、大きくて緩い靴は全身を支える強度もありませんので身体が歪みやすいです。
では、どの様にサイズを選ぶと良いのか?というと、簡単にいうと真っ直ぐ立って真っ直ぐ歩いて丁度良いサイズだと思います。
それはどう言うことかというと、爪先の方向と進行方向に向けて歩く事です。
以前から何度も言っている事ですが、進む方向(進行方向)と足(爪先)が同じ方向を向いていない方が殆どです。
そうなると、進む方向と足を使う方向が異なるので、足が捻れます。
足が捻れると、足だけ捻れて終わりでは無く、足首→膝→股関節→骨盤→内臓→胸→肩→首→顔→頭。。。と全身歪むのです。
身体の土台(足)が捻れるといいう事は全身に影響してきます。
このような事から、単純にサイズを合わせる、隙間を埋めるという簡単な考えやイメージでもインソールも有効です。
多くの方々は、インソールというとこの様なイメージかもしれません。
それはそれで良いと思います。
単純にボリュームを合わせるインソール。
それもそうなのですが、FOOTWORKSではより効果的に姿勢よ良くし諸々のトラブルを原因から改善したいというインソールをオーダーメイドで作製しています。
足の体重の掛かる位置をフットプリントで取り。
何処にどの様に体重を多く掛けているかをみて、その体重を掛けるバランスを整えるようなインソールを作製します。
マッサージや整体、鍼などで身体をケアすることも良いとは思いますが、それは対処であって根本的な改善では無いと思います。
治療やマッサージに通われている方々も多いと思います。
その場は良くなるのですが、定期的に通い続けることになり、結局元に戻ってしまうという経験をされた方も多いと思います。
ご自分の身体、人生と今一度向き合い真剣に考えて頂きたいと思います。
皆様のこれからの人生を更に良くするお手伝いが出来たら嬉しく思います。
何よりの資本、ご自分の身体を根本から整えることをお勧めしたいです。
皆様からのご連絡お待ちしております。
FOOTWORKS 森 健