新店舗へ移転して早いもので1年が経とうとしています。
お陰様で移転後も忙しくバタバタとしておりました。
なかなかblogが書けていないことも反省点で、もう少し頻繁に書きたいと思っています。。。
4月に雑誌BRUTUSに掲載されたこともあり、インソールをオーダーしてくださった方も以前より更に増えました。有難いです。
今日は作製したインソールの調整の必要性と、耐久年数について書きたいと思います。
一度作成させて頂いたインソールは調整する必要があります。
理由は、一度で理想の形にしてしまうと違和感や痛みが出る可能性が高いからです。
人間、二足歩行で生活していると身体は捩れ歪みます。
理由は真っ直ぐ立てておらず、一歩一歩歩く度に動きが捩れ身体が歪みます。
多くの方々は、自分なりに真っ直ぐ立っているつもりでも、そうでないからです。
身体に何かトラブルを感じ、マッサージや整体、針などに行っても戻ってしまうのはこれが原因で、FOOTWORKSではその根本的な原因の真っ直ぐ立つ為に正しい位置に体重を足に掛けれるようオーダーメイドでインソールを作成しています。
その際、インソールも結局は道具ですし、極端なことを言うと身体も道具で正しく使う事が大事になります。
その方法もご来店の際にお伝えさせて頂いています。
インソールが必要な理由は真っ直ぐ立てていないからで、ではそれを使用して頂き、調整が必要な理由は下記。
例えば35歳のお客様がいらした時、いきなり理想の位置に体重が掛けれるようなインソールを作成してしまうと、35年かけて染みついたくせや感覚とかけ離れているため、違和感と痛みが出てしまう事が多いです。
全身の体重を支えている足ですから、そう簡単にベストな位置に体重を掛けれるようにはなりません。
理想は、インソールを作成させて頂き、正しく立つ歩くイメージを理解して生活し、1ヶ月後に足と身体と動きが良くなってきたところで更に良くなるように調整。更に1ヶ月使用して頂き調整して仕上げる。と言うのが長年やってきて理想のタイミングです。
勿論、理想ですのでご都合に合わせながらでも可能です。
遠方の方々も多いのでその都度ご相談させて頂いております。
ここ数年多いのですが、一度作成しその際にトラブルが解消された方が多く、その後調整にいらっしゃらない方も多いです。
ですが、もっと良くなる可能性が多く、更に今後の予防にも大きく関係してきますので調整に再来店される事をお勧めします。
インソールの耐久年数について。
お陰様でリピーターのお客様も多いのですが、ここで再度インソールの耐久年数について書きたいと思います。
インソールうを作成させて頂いた方々には注意事項などを書いた紙をお渡しさせて頂いております。
その際、インソールの作成日と耐久年数の目安についても記入させて頂いております。
インソールは鉄などで作れればほぼ一生壊れず使えると思います。
ですが、毎日足の裏にセットし、全体重が乗る事を考えると痛くて使えません。
全身を支えつつ、歩行や生活をする為に多少たわみ戻る素材。
その相反した難しい条件で選び抜いた素材となると、2年使用するとヘタってきてしまいます。
勿論、体重も使用状況も一人一人異なるのであくまで目安ですが、2年で新しく作り変える事を事をお勧めさせて頂いております。
毎日使うものですから、変化に気づきにくいですが、ご自分の当店で作成されたインソールを見てみてください。
年数が経っている方のインソールは裏から見ると中の芯が折れていたりヘタっていると思います。
まだ使えても確実に効果は低下しています。
コストパフォーマンスが良くない?
マッサージや整体、針等、その場は良いがまた戻ってしまう事に時間とお金を使う事を考えると、物凄く
コストパフォーマンスも結果も良いと思います。
目安は2年です。
今一度、調整のタイミングと作り直しのタイミングをご確認してみて頂きたいです。
宜しくお願い致します。
FOOTWORKS 森